エラジェネリック(120時間タイプ)の効果・副作用・服用方法

最終手段となるアフターピルウリプリスタール酢酸含有のエラ。
有効時間は120時間(5日)でアフターピルの中で最長となり、この5日間を超過してしまうと
緊急避妊薬による手段がなくなります。

エラは日本で承認されていませんが、処方することが可能です。

当院ではこのエラのジェネリック(後発薬)にあたる、エラジェネリックを取り扱っております。

エラとは

ella(エラ)という商品名で、トルコの製薬会社であるAbdi Ibrahim (アブディ・イブラヒム)社が製造販売しているアフターピルです。

アブディ・イブラヒム社は、1912年創業の老舗製薬会社です。 薬剤師のアブディ・イブラヒム・ベイによって、1919年に医薬品の生産が開始されました。

ウリプリスタール酢酸のアフターピルは1錠30mgの内容量のみで製造・販売されています。

処方してもらうには医師の診察が必要です。保険適用外ですので全額自費負担となります。

日本で未承認のエラジェネリックも米国FDA(アメリカ食品医薬品局)では、緊急避妊薬として承認済みです。

医師が診断の結果、エラジェネリックの処方が問題ないと判断すれば処方することができます。

エラジェネリックについて

エラジェネリックは全て海外製となります。

エラジェネリックと同成分のウリプリスタール酢酸を配合したジェネリック薬は、先発薬よりも価格が安く、同成分のため、効果や副作用は同じというメリットがあります。

先発薬に比べ後発薬の開発費用は抑える事が出来るため、同成分・同効果を維持したまま、薬代を抑える事が可能といった仕組みです。

そういったメリットを考え、当院のオンライン診療で郵送処方されるアフターピルに関しましては、エラジェネリックと72時間タイプのノルレボジェネリックの2種類を取扱っております。
ご不明な点など御座いましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

エラの効果

アフターピルのレボノルゲストル錠と同様、「受精卵を作らせない」「受精卵を子宮内膜で着床させない」この二つの働きによって妊娠回避を行います。

含有量は30mgと超高用量となる緊急避妊薬です。

120時間以内にエラジェネリック(ウリプリスタール酢酸30mg/1錠)を服用します。
こちらもレボノルゲストレル同様、最後の性行為後から服用するまでの時間が短ければ短いほど避妊率が上がります。

エラジェネリックは高い避妊率を誇りますが、100%ではありません。
エラジェネリック服用後は、安堵せずしっかり妊娠検査薬などで、避妊の確認をしましょう。

本剤投与後に、不正性器出血や妊娠初期の出血を月経と区別できない場合もあることから、
月経周期を考慮し、適切な時期に再来院して医師から指導を受けましょう。
または、妊娠検査薬でご確認を行うようにお願い致します。

作用機序

  • 視床下部へのnegative-feedback作用(対象のホルモンの作用を不活性化し抑制すること)によるLH(黄体形成ホルモン)分泌の抑制
  • 子宮内膜に対する作用
  • 子宮頸管粘液の性状を変化させる

このうち、1については、排卵前に投与した場合は、LHサージ(排卵前に卵胞を育てるためのホルモンが一時的に多量に分泌されること)を抑制し、排卵が抑制されること。

ウリプリスタール酢酸(UPA)は、LHサージが始まった後に投与されても適度な効果を維持し、現時点で79%の周期で排卵を遅らせますが、レボノルゲストレルは排卵を 14% だけ遅らせます (プラセボは 10%)。

LH(黄体ホルモン)がピークに達すると、UPAは排卵に影響しなくなります。

LHサージの開始前にUPAを投与すると、100%の周期で卵胞破裂が遅延または抑制されます。

UPAは、性交後120時間まで使用できますが、性交後できるだけ早く服用する必要があります。
(女性がまだ排卵していない場合、EC(緊急避妊薬)の使用が遅れるほど、排卵が近づく可能性が高くなるからです。)

  • 1.退縮する
  • 2.黄体化非破裂卵胞となる
  • 3.予定日より遅延して排卵が生じる
  • 4.排卵、黄体化せずに月経が生じる時期まで卵胞が発育し続ける

これらのいずれかの経過を辿ると考えられます。

一方で、排卵時期から排卵直後に投与された場合、LH(黄体形成ホルモン)の分泌低下が起こる。
黄体形成が不十分となり黄体機能不全になり、その結果プロゲステロンの分泌が低下します。

2については、排卵後のプロゲステロンの上昇より前に緊急避妊薬を服用したとき、子宮内膜が多量の黄体ホルモン剤の影響により、早期に分泌期内膜に変化し、着床障害が生じると考えられます。

ホルモン剤を使用しない自然周期では、プロゲステロンの働きで、胚がもっとも着床しやすい胚受容期”着床ウインドウ(implantation window)”(意味:胚着床は妊娠において最初に起こる重要な現象であり、その成立には 胚と子宮内膜との母子間相互作用が必要不可欠です。
子宮内膜は妊娠初期の限られた期間でのみ胚に対する受容能を獲得します。)が排卵後5~7日に現れるといわれています。

多量の黄体ホルモン剤を服用すると、このimplantation windowが早期に出現し、胚の子宮内膜への到達時期の子宮内膜の胚受容能の不一致により、着床が疎外される可能性が出てきます。

また3については、特に黄体ホルモン剤には子宮頸管粘液の粘稠度を変化させる働きがありますが、緊急避妊薬は性交後に服用するものであることから、よほど早期に服用しない限りはこの薬理作用は影響しないと考えられます。

排卵の抑制と子宮内膜の増殖を防ぐ

ウリプリスタール酢酸エステルは、選択的プロゲステロン受容体調節薬(SPRM)と呼ばれる薬剤で、その他の避妊薬のようにエストロゲン(卵胞ホルモン)を使用していない新しいタイプの避妊薬です。

このために、従来の避妊薬のネックでもあった、血栓症のリスクもなくなっています。

経口避妊薬、いわゆるアフターピルとしてエラジェネリック服用した後は、排卵の抑制が起こり受精、着床を防ぐことで避妊を行います。

また、子宮内膜の増殖が抑制されることで着床の阻害が行われます。
さらに、子宮頸管粘液の量が増加することで精子が通りにくくなり、受精を防ぎ妊娠を防ぎます。

エラジェネリックは、このような作用によって妊娠を防ぐことができます。

しかし、エラジェネリックは性行為の度に使うものではなく、あくまでも性行為時のトラブルが起こった時に使用することを認識、理解をしましょう。

エラのタイムリミット(効果時間)は120時間です。
服用するまでの経過時間が短いほど、高い避妊率で妊娠を回避できます。 120時間超過後の避妊率が著しく低下する点は、レボノルゲストレル同様です。

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72時間タイプのレボノルゲストレル

作用時間

エラジェネリックは服用して2~3時間後に血中濃度が高まり薬の効果が現れ始めます。

およそ5日間~7日間はアフターピルの効果が続くといわれています。

効果が続くと言っても、効果のある7日間前後全ての性行為に対して避妊効果を得られるわけではありません。

エラジェネリックの副作用と注意事項について

ウリプリスタール酢酸の副作用

精神神経系
頭痛 傾眠体位性めまい 浮動性めまい 不安
生殖器
消退出血 不正子宮出血 月経過多 月経遅
消化器
悪心 下腹部痛 下痢 腹痛 嘔吐
血液
貧血
その他
倦怠感 異常感 口渇 熱感 疲労 末梢性浮腫 乳房圧痛

服用時の注意点

  • 嘔吐
    エラジェネリック服用後2時間以内に嘔吐してしまったら、同量を再服用してください。
  • アルコール
    アフターピル服用前後の注意点として、飲酒は控えてください。アルコールを摂取した場合、強い副作用が現れる可能性があり、成分が余分に排出され、避妊の効果を得られなくなる可能性があります。

ウリプリスタール酢酸が服用できない人

エラジェネリックには、併用禁忌薬や既往歴により服用ができない方がいます。

併用禁忌薬・服用が適さない人の詳細についてはこちら>>

エラジェネリックの価格

当院は24時間の処方を行っており、エラジェネリックを深夜の処方でも即日発送の手続きを行い、最短で翌日にお届けいたします。

120時間エラジェネリック
診察料 750円
送料 750円
薬品代 15,800円
合計金額
(税込)
18,150円

当日配送のバイク便をお求めの方で
川口市/戸田市/蕨市(埼玉県)・東京23区内の方は別途8,800円
埼玉県(上記以外の地域)・千葉県・神奈川県・東京都(区外)の方は別途9,800円
処方から最短で1時間でお届けできます。

他のクリニックと比較して価格が少々高いように思えますが、24時間処方が行えるうえに、当日配送できるクリニックはごく僅かです。

※混雑状況によってバイク便が手配できない場合がございます。

オンライン診療の処方について

インターネットができる環境でしたらどこでもオンライン診療ができます。
オンライン診療は最短で10分で処方まで完結できます。

オンライン診療のメリット・デメリット

オンライン診療 来院診療
メリット ・場所を選ばない
(日本全国どこでもok)
・都合の良い時間
(24時間いつでも処方ok)
・交通費用なし
(余計な交通費がかからない) ・待ち時間なし
(LINE登録後0分診療開始)
・日本全国へ即日発送
(地方でも有効時間内に到着可能)
・無対面で診療完了
(他人と一切顔を合わせることがない)
・診察代と薬代のみ
(その他の余計な費用はなし)
・処方後すぐに受取・服用
(その場で服用ができる)
デメリット ・薬代以外の費用がかかる
(送料や事務手数料がかかる)
・来院のための費用と時間
(交通費と時間がかかる)
・時間が限定される
(開院時間内に来院しなくてはならない)
・待ち時間がある
(診察までの待合時間がある)
・ウイルス感染リスク
(来院のための外出による感染リスクの上昇)

オンライン診療で必要なもの

下記の2点を用意して頂ければオンライン診療ができます。

  • インターネット通信ができる電子機器
    携帯・PC/タブレットなど
  • 本人確認書類
    運転免許証・保険証などの公的身分証明証

オンライン診療内容

オンライン診療はとても簡単な簡潔した内容です。

1.お名前・お届け先ご住所
2.現在の健康状態
3.既往歴や現在服用中の薬の有無
4.アレルギーの有無
5.妊娠の可能性がある性行為日
6.アフターピルの選択
7.支払方法

以上の7項目を入力フォームにLINE上で記入して頂くだけです。(約10分前後)

よくある質問

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服用がアフターピルの有効時間ギリギリですが飲んでも効果ありますか?

A

ぎりぎりでも充分に避妊効果を得られます。

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服用する時間が120時間を越えそうですが避妊できますか?

A

避妊できる可能性はあります。しかし、有効時間内のような90%台の避妊率はありません。 有効時間を超えた避妊率は著しく低下し、60%とも50%とも言われます。
試して頂く価値はあると思いますが、患者様が処方を希望されるのでしたら処方可能ですが、避妊失敗する可能性も考えられます。

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男性へアフターピルを処方することはできますか?

A

いかなる理由でも男性への処方は行っておりません。

Questionアイコン

避妊の確認はどのようにすればいいですか?

A

3週間以内に生理が来ることが目安とされています。
しかし、アフターピルの副作用に月経周期の乱れや月経と関係のない出血があります。 月経が予定通りの日に来ないということや、少し早めに来たということがあります。
月経と関係のない出血、これは『不正出血』です。月経の出血と勘違いしてしまい月経が2度きたと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、経血がドロッとしていればそれが月経が来たということになり、サラッとした経血でしたら不正出血であり、生理ではない出血という可能性が高いです。
3週間後を目安として妊娠検査薬のご使用をお薦めします。

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保険は使えますか?

A

アフターピル処方で保険の適用はできません。

Questionアイコン

アフターピルの避妊効果は何日まで続きますか?

A

アフターピルの避妊は最後の性行時に失敗したものだけに避妊効果を得られます。
服用前にすでに着床していたらアフターピルの効果はなく、服用後に何度も妊娠に繋がるリスク行為を行っていれば、妊娠する可能性は十分にあります。