EDを引き起こす病気・疾患

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勃起不全の原因となる4第要因【心因性・器質性・薬剤性・混合性】
この要因以外でEDに関わる病気(疾患)が存在します。

疾患内容は"糖尿病" "心臓病" "心筋梗塞" "腎臓病" "うつ病"です。
該当される方、思い当たる節のある方はご参考になさってください。

EDと糖尿病の関係性

糖尿病男性はED(勃起不全)のリスクが高く、糖尿病を有する方の約80%はEDを合併しているといわれています。

そもそも糖尿病とは、インスリン(ペプチドホルモン)が分泌されない、または働きが悪くなり血液中の糖分濃度が高い状態が続く病気です。

空腹時血糖値126mg/dl以上またはHbA1c6.5%以上で糖尿病の可能性が高くなります。

初期段階では自覚症状がないため軽く捉えられがちですが、長い時間をかけて身体のあちこちに悪影響を与えます。

重症化すると、失明や腎機能障害、手先や足先の壊疽(えそ)などの重大な合併症を引き起こします。

なぜ糖尿病の男性はEDになりやすいのか

上記内容により、血管がダメージを受けて陰茎への血流が減少したり、神経障害が起きることで、勃起作用の障害となりED(勃起不全)に繋がります。

正常な勃起には、脳や神経・海綿体・血流などが問題なく機能する必要があります。

陰茎海綿体の血流が良くなり風船が膨らむように膨張することで正常な勃起が成立します。

糖尿病は血糖値が高い状態が続くため、毛細血管がダメージを受けます。
さらに陰茎の毛細血管までに悪影響が出ることで、陰茎への血流が悪くなります。

血糖値が高い状態が悪影響を与えるのは毛細血管だけでなく、陰茎や会陰(えいん)に張り巡られている神経にも障害が起き、神経線維から脳への伝達が悪くなり、性的反応を引き起こすのが難しくなります。

  • 神経障害
    勃起は脳で感じた性的刺激が陰茎に伝わることによって起こりますが、糖尿病によってその神経伝達に障害が生じやすくなります。
  • 血管障害
    糖尿病により高い血糖値が続くことで、毛細血管などに悪影響を及ぼし、陰茎への血流が悪くなります。

糖尿病性ED

糖尿病性EDは、ヘモグロビン(血糖値管理ができている指標)数値や糖尿病になってからの期間などから動脈硬化の進行度合いから判断できます。

糖尿病とEDの合併率が非常に高いことから糖尿病を有される方で、中折れや不十分な勃起など自覚症状がある方は、糖尿病とEDが併発していると考えるのが自然でしょう。

糖尿病性EDの改善

糖尿病性EDを進行させないためには、食事や運動を十分に管理し、生活習慣を見直すことが重要です。
血糖値・血圧・コレステロール値をコントロールすることで、EDリスクを低下させることができます。

適度な運動、生活習慣の見直しをしっかりと行い、継続して改善を捗りましょう。
ヘモグロビンA1cの値を7未満に維持することが大切です。

心臓病とEDの関係性

関連性のある原因

  • 生活習慣病による血流の悪化
  • 動脈硬化による血流の悪化

EDと関連性が高い狭心症や心筋梗塞・心臓病は「虚血性心疾患」といいます。
狭心症や心筋梗塞などの心臓病は、心臓に酸素を送っている冠状動脈が塞がれることで、心筋が血液不足になります。

狭心症の場合は一時的な虚血ですが、心筋梗塞の場合は冠動脈に血栓がたまり、完全に血液の流れが遮断されてしまいます。

冠状動脈が塞がれる原因としては、動脈硬化によって内腔が狭くなることが大きな原因の1つです。
EDと関連性があるのはこの「動脈硬化」になります。

虚血性心疾患を引き起こす前段階として、心臓の周りを囲むように存在する冠状動脈が、脂肪や細胞の死骸などでできた付着物などによって狭くなり血流が悪くなります。
こうなると心臓に十分な血液と酸素が行きわたらず、狭心症や心筋梗塞などの心臓病が発症します。

動脈硬化により引き起こされる疾患は狭心症や心筋梗塞だけでなく、EDも同じく動脈硬化により起こる疾患の一つです。

動脈硬化によるEDは高齢者や40代~の方に多くみられ、日々の生活習慣が大きく関わっています。

動脈硬化は複数ある原因の中で、多くの方が悩まされる原因のひとつです。

勃起は陰茎海綿体に血流が多く流れることにより陰茎が膨張し勃起に至ります。
しかし、動脈硬化では陰茎海綿体に十分な血液が流れないことで、膨張せず結果として勃起しません。

不十分な血流は身体が完全に機能しないため、さまざまな弊害を引き起こし、EDや狭心症、心筋梗塞などの心臓病は特に関連性の高い疾患となります。

ED治療薬は、血管拡張により血流が改善され勃起を促しますが、一部薬剤の併用が禁忌となります。

特に狭心症や心筋梗塞、不整脈などで使用される治療薬は、ED治療薬との併用を禁忌とされているため、必ず医師の許可を受けて頂いた上で、ED治療薬を服用するようにしてください。

心筋梗塞とED治療薬

心筋梗塞の既往歴がある方でも、以下に当てはまる方はED治療薬を服用できる可能性があります。

  • ニトログリセリン製剤の処方を受けていない方
  • 心筋梗塞や心臓病を起こしてから、6か月以上経過した方
  • 心筋梗塞や心臓病を起こしてから、3ヶ月以上経過した方
  • 主治医により、性行為に問題がないと指導された方

状態によっては上記に当てはまる方でも服用できないこともあります。
心筋梗塞や心臓病の既往歴がある方は、必ずかかりつけの医師にご相談・ご確認をお願いします。

心筋梗塞とEDのメカニズム

これまでの記述通り、生活習慣病、動脈硬化による血流の悪化はEDの原因に直結します。
日々の生活習慣に乱れがある場合は改善を捗りましょう。

具体的には以下が例に挙げられます。

  • 喫煙
  • 過度な飲酒
  • 食生活の乱れ
  • 慢性的な運動不足
  • 肥満
  • ストレス

現代の日本男性の一人暮らしは、生活習慣が乱れがちで、不規則で偏った食生活、過剰な精神的ストレスが動脈硬化の原因になっています。

食生活を整え適度な運動を習慣づけ、生活習慣を整えることで動脈硬化の発症率が抑えられます。
同時にEDや心筋梗塞、心臓病など、血管が影響する疾患の予防と健康維持が可能となります。

腎臓病とEDの関係性

関連性のある原因

  • 血管障害や神経障害による血中・血流の悪化
  • 動脈硬化による血流への影響

腎臓病などで腎臓機能が低下すると、体内にある老廃物の排出が不十分になります。

病状が悪化すると、人口透析(人工的に排出)を行う必要があります。
透析を受けている男性の半数以上の方がEDを合併しているといわれています。

腎臓機能は、高血圧・糖尿病・高脂血症・メタボリックシンドロームや加齢などさまざまなことが発症、症状進行の原因となります。

人工透析が必要になるまで悪化してしまうと、血管障害や神経障害、腎臓が担っていた役割が低下するため、EDの発症につながると考えられています。

腎臓病発症者の性行為は、勃起に至るのであれば問題なく性行為を行って良いと言えます。

しかし、慢性腎臓不全や慢性腎臓病の場合、投与される薬剤の影響からEDを合併する確率は60代の方で80%以上と非常に高く、性行為を行うのが困難と言えます。

  • 性行為は行えるが勃起が続かない
  • 性行為が行えるほど勃起しない
  • 性行為は行えるが、満足できる性行為が出来ない

また、進行している慢性腎臓病は十分な血液ろ過ができず、血中コントロールもうまくされず、動脈硬化を起こしやすくなります。

腎臓病の状態や投薬内容を考慮した上でED治療薬を処方になるため、服用の可否は医師に必ず相談しましょう。

薬の副作用によるED

これまでの疾患を有される方には降圧剤や潰瘍治療薬、抗うつ薬など多種の薬が処方されるケースが多く、治療薬の副作用が原因となり、薬剤性EDを引き起こす場合があります。

これは腎臓機能の低下から薬の代謝が落ちることが原因になります。

また、降圧剤などの薬剤は、ED治療薬と併用すると予期せぬ副作用の発現が懸念されるため、使用は禁忌とされております。

慢性腎臓病や透析を受けている方、又は腎臓に対する薬を処方されている方は、必ず医師に相談するようにしましょう。

うつ病とEDの関係性

関連性のある原因

  • 心因性、心理的ストレスによるメンタルの起因
  • うつ病で処方される薬の副作用

うつ病や双極性障害などの気分障害の方は、約127万人いると考えられています。
現在も年々増えている傾向にあります。

EDには器質性・心因性・混合性など、いくつかの原因があります。
うつ病は心因性EDに該当します。

心因性は日常生活における心理的ストレスやコンプレックス、トラウマなどが原因になるEDです。
心因性の要因とうつ病は、メンタルに起因することが関連性になります。

うつ病の治療薬がEDの原因に

うつ病は、憂鬱な精神状態になることから物事に対する意欲が減退します。
意欲が減退することで性欲減退にも繋がるのは、心因性EDの代表的な症状といえます。

さらに、うつ病治療に用いられる抗うつ薬には、性的衝動に関わるドーパミンを抑制することから、薬の副作用で勃起不全になる事があります。

うつ病の治療に処方されるSSRI、SNRI、三環系、四環系の薬剤全てに性機能に関する副作用があります。
精神科や診療内科では処方される薬の副作用に「勃起不全」「性欲減退」がある詳細まで教えてくれないケースがあります。

SSRI、SNRI、三環系、四環系とED治療薬の併用は問題ありませんが、薬剤の自己判断による調節は精神症状の悪化が多く報告されているため、必ず医師へ相談してください。

精神状態が影響する勃起不全

精神状態と勃起には密接な関係性があります。
うつ病ではない方に比べて、うつ病と診断されている方はEDとの合併率が約1.7倍あります。

EDの原因は身体的健康が維持できていない場合に発症するイメージが高いですが、精神状態が良くないと勃起に至らないケースも多くあります。

EDの原因のひとつである、『心因性ED』は、過剰なストレスや過去の性行為でのトラウマなどからEDとなるため、精神状態とEDは密接な関係にあると言えます。

うつ病を発症している場合は、精神状態の影響で勃起に至らない場合や抗うつ剤の副作用で勃起に至らなくなる場合があります。
もちろん、うつ病になったからといって必ずEDを発症するといったことはありませんが、日常的な過度なストレスや精神状態に不安がある方は一度医師に相談することで早期改善が行える可能性もあります。

一人で悩みを抱えることは精神状態をより悪化させるため、心あたりのある方は一度医師に相談してみると良いでしょう。

まとめ

糖尿病・心臓病・心筋梗塞・腎臓病それぞには動脈硬化が原因していることがあり、これらは普段の生活週間を見直すことで病気を遠ざけることができる、または改善に繋げることができます。

疾患を有することで心因性・薬剤性EDの原因に直結します。

これまでの疾患を有されている方は治療薬投与により併用禁忌になる該当される場合があります、ED治療薬をご希望される方は必ずかかりつけの医師へご確認をお願い致します。

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