この記事ではザイデナの主な副作用から、重篤なケース、臨床データに基づく報告、更に併用禁忌や、服用の際の注意点など詳しく解説しています。
初めてザイデナを使用検討している方や、既に服用していて副作用に不安を感じている方は是非ご参考にしてみてください。
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ザイデナの副作用について
ザイデナ(ウデナフィル)は他のED治療薬(バイアグラやレビトラなど)に比べて、副作用の発現頻度は比較的少ないとされています。
- 血管拡張(ほてり、潮紅)
- 頭痛
- 消化不良
- 腹痛
- 視覚症状(目の充血など)
- 鼻づまり
- めまい
- 血圧低下
- 動悸
- 下痢
上記が、ザイデナ(ウデナフィル)の主な副作用である症状です。
副作用の主な原因は、有効成分であるウデナフィルの血管拡張作用にあります。
そのため、アルコール摂取時に似たような症状、軽い酩酊感や顔の紅潮などがあらわれることがあります。
多くの場合、薬の効果が切れると共に自然におさまりますので、過度に心配する必要は無いですが、心配であれば予めご相談ください。
ザイデナの重篤な副作用

ごく稀に以下のような重大な副作用が報告されています。
勃起持続症 プリアピズム
4時間以上、勃起が持続する状態。
痛みを伴い、放置すると陰茎組織に不可逆的な損傷を与える可能性があります。
このような状態が起きた場合は、直ちに医療機関を受診してください。
アナフィラキシーショック 急性のアレルギー反応
ザイデナや類似成分にアレルギーがある場合に発症。
症状例:気分不良、冷や汗、顔面蒼白、じんましん、喉の腫れ、呼吸困難、血圧低下、意識混濁など
緊急性が高く、命に関わる可能性もあるため、異変を感じた場合は速やかに医師の診察を受けてください。
ザイデナの韓国臨床試験データ
ザイデナを開発した東亜STは923人の患者を対象にした韓国での臨床試験を行い、以下の副作用発現が認められました。
※ウデナフィルとしてザイデナ錠100㎎または200㎎を服用する用法
顔面紅潮 | 10%以上 |
---|---|
頭痛・充血・鼻づまり・消化不良 | 1%以上10%未満 |
1%未満のその他の副作用は下記になります。
- 全体:胸痛、腹痛、疲労、熱感、胸部不快感
- 神経系: めまい、抗不整脈、知覚異常
- 感覚器: 視界混濁、眼痛、色覚異常
- 皮膚及び付属器官の異常: 顔面浮腫、顔面浮腫、蕁麻疹、痒み、痒み
- 消化器系:吐き気、歯痛、便秘、胃炎、胃部不快感
- 代謝及び内分泌系: 乳汁分泌異常、喉の渇き
- 呼吸器系: 呼吸困難、非乾燥感
- 筋骨格筋系: 関節周囲炎
これらの副作用は100㎎から200㎎に増量することで副作用の頻度と種類が増加したことが分かっています。
ザイデナ市販後の韓国調査結果
ザイデナ100㎎/200㎎の調査結果
韓国国内で再審査のため6年間で3,542人を対象に実施した使用調査の結果、副作用の発現率は2.20%(78人/3,542人)で合計90件が報告されています。
顔面紅潮 | 37人(1.04%) |
---|---|
頭痛 | 27人(0.76%) |
めまい | 4人(0.11%) |
鼻づまり | 4人(0.11%) |
ザイデナ50㎎/75㎎の調査結果
50㎎/75㎎は同様に4年間で752人を対象に実施した使用調査の結果、副作用の発現率は5.85%(44人/752人)で合計50件が報告されています。
顔面麻痺 | 1人(0.13%) |
---|---|
逆行性射精 | 1人(0.13%) |
会陰部疼痛 | 1人(0.13%) |
尿路感染症 | 1人(0.13%) |
ザイデナで副作用発生時の対処
ザイデナを服用した際にあらわれる頭痛や胸やけ、胃の不快感は血管拡張作用が影響し、あらわれる副作用です。
それぞれ市販薬を用いたり、対処法を行うことで症状の緩和ができます。
どの副作用にも言えることですが、毎回症状が強くあらわれる場合は服用のタイミングや食事内容、服用量などを見直す必要がありますので、医師にご相談ください。
症状 | 対処法例 | 注意点・備考 |
---|---|---|
頭痛 | ・解熱鎮痛薬(バファリン、ロキソニン、イブなど) | 胃の弱い方はロキソニン等を副作用する際は一緒に胃薬も |
胸やけ |
・胃腸薬(太田胃散、大正漢方胃腸薬、ガスター10など)
・消化の良い食事 |
胸やけは胃酸を抑える胃薬が効果的
油もの、アルコールは控える |
胸痛 |
・無理せず安静に
・性行為中なら中断する |
性行為を続けてしまうと悪化する可能性高まる |
吐き気 |
・胃薬(ガスター10など)
・吐き気止め全般 |
予め胃薬を飲んでおく・または軽い食事を取っておく |
下痢 |
・整腸剤
・温かい飲み物と水分補給 |
予め整腸剤を飲んでおくと改善しやすい |
頭痛の対処法
ザイデナの副作用の一つ頭痛は比較的よくあらわれる症状です。
市販の解熱鎮痛薬で症状の緩和をすることができます。バファリンやロキソニンと言った鎮痛剤はザイデナと併用しても原則問題はありません。
ただし、空腹時の服用やアルコールとの併用は胃への負担が大きくなるため注意しましょう。
また成分量の調整を行い、頭痛の症状を緩和する方法もあります。
胸やけの対処法
ザイデナの副作用で一時的な胸やけ、胃の不快感を感じる方もいます。
血管拡張作用が消化器官にも影響を及ぼすため症状があらわれる場合もあります。
これらの副作用があらわれた際は市販の胃腸薬を使うことで症状の緩和が可能です。
太田胃散や大正漢方胃腸薬などの胃腸薬はザイデナと併用しても問題ありません。
また成分量の調整でも胸やけの症状を抑えることが出来る場合があります。
ザイデナの禁忌事項と注意点
ザイデナはED治療に効果を発揮する一方、すべての方が安全に使用できるかどうかは確認をする必要がある薬です。
持病や体質、現在服用している薬剤によっては、服用が禁忌または注意が必要なケースがあります。
安全に使用するために、以下を確認し必ず医師や薬剤師の指導の下服用しましょう。
ザイデナを服用できない場合
服用してはいけない方(禁忌)
以下のいずれかに該当する場合は、ザイデナを服用しないでください。
重大な副作用や命に関わるリスクがあります。
- ウデナフィルに対して過敏症(アレルギー)を起こしたことがある方
- 硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を服用中の方 併用で重度の低血圧を引き起こす恐れ
- 心血管系障害があり、性行為が不適当と考えられる方
- 先天性QT延長症候群の患者又はQT間隔を延長させる薬剤を使用中の方
- 脳梗塞、脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内の方
- コントロールされていない高血圧(170/100mmHg超)または重度の低血圧(90/50mmHg未満)の方
- コントロールされていない不整脈のある方
- 重度の肝障害・腎不全の方
- 強力なCYP450 3A4阻害剤であるHIVプロテアーゼ阻害剤であるインジナビルまたはリトナビアを投与中の方ザイデナの血中濃度が急激に上昇し副作用リスクが増加
- sGC刺激剤(リオシグアト等)を投与中の方
- 網膜色素変性症の方(網膜色素変性症の患者にはホスホジエステラーゼ(PDE)の遺伝的障害を持つ症例が少数認められる)
- 18歳未満の未成年者
- 妊婦・授乳婦
- 乳糖不耐性、グルコース・ガラクトース吸収不全症などの遺伝子的問題のある方ザイデナは添加物に乳糖を含有しているため
- 他のED治療薬を同時に使用している方併用の安全性は確立されていません
併用してはいけない薬(併用禁忌薬)
以下の薬を服用中の方は、ザイデナとの併用はできません。
薬の種類 | 代表例 | 併用リスク |
---|---|---|
硝酸薬・NO供与剤 | ニトログリセリン、亜硝酸アミルなど | 重度の低血圧、失神 |
強力なCYP3A4阻害剤 | リトナビル、インジナビルなど | ザイデナの代謝を抑制し血中濃度が上昇 |
sGC刺激剤 | リオシグアトなど | 血圧の過度な低下 |
QT延長薬(抗不整脈薬) | アミオダロン、キニジンなど | 不整脈のリスク上昇 |
ザイデナの服用注意事項
服用に注意が必要な方(慎重投与)
以下の方は、医師と十分に相談のうえ慎重に服用してください。
- 陰茎の形態異常(屈曲、線維化、Peyronie病など)がある方
- 持続勃起症(プリアピズム)のリスクがある方(鎌状赤血球症、多発性骨髄腫、白血病など)
- 肝機能または腎機能障害がある方
- 出血性疾患や消化性潰瘍がある方
- 糖尿病性網膜症の患者
- コントロールが不十分な高血圧または糖尿病の方
- 高齢者
- アレルギー歴があり、黄色5号(添加物)に過敏症のある方
併用に注意が必要な薬(併用注意薬)
以下の薬とザイデナを併用する場合、血圧や副作用の変化、効果が弱まったりといった可能性があるため十分な注意が必要です。
自己判断での服用は危険ですので、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
薬の種類 | 代表例 | 併用リスク |
---|---|---|
CYP3A4阻害剤 | ケトコナゾール、エリスロマイシンなど | 血中濃度の上昇 |
CYP3A4誘導剤 | リファンピシン、ボセンタンなど | 効果の減弱 |
α遮断剤 | テラゾシン、ドキサゾシンなど | 立ちくらみ・血圧低下 |
降圧剤全般 | アムロジン、ノルバスクなど | 血圧低下の増強 |
また、サプリメント・漢方薬・健康食品なども、薬物相互作用がある可能性があるため、服用前は必ず確認しましょう。
ザイデナの副作用・注意事項についてよくある質問
一度副作用が出たらもう使えませんか?
100%処方できないということはありませんが、副作用の程度や原因によって判断が異なります。
必ず医師にご相談ください。
健康食品やサプリも飲んでいる場合はお伝えした方がいいですか?
はい。特に代謝酵素に影響を与える成分が含まれるものは、ザイデナの効果や副作用の影響を与える可能性があるためお伝えください。

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