アフターピルの認知度が年々高まっています。
比例して需要度も高まり、当院でも連日患者様からのお問い合わせをいただきます。
しかし、そんな需要に便乗して、悪徳で危険な手法でアフターピルを販売している手法が増えています。
こちらでは、アフターピルの購入に際し、危険視するべき事例をご説明致します。
危険なアフターピルとは?
性行為から最長でも5日以内に服用しなければならないため、アフターピルを求める女性の弱みに漬け込み、個人で販売している者や業者が存在します。
今やネットで全てが完結してしまう時代で、医薬品も例外ではありません。
SNSや通販、twitterの書き込みなど、相手の顔が見えないことをいいことに各手法で言葉巧みにアフターピルを売り込んでいます。
わからない相手からの医薬品購入は大変危険です。
ましてや、アフターピルは医師の処方が必要な処方薬です。
入手するうえで、価格というのは、ネガティブに気になる部分ですが、『価格が安いから』という安易な考えで購入するのはあまりにも危険です。
それでも、アルバイトなどで収入の安定しない学生達は、安いという言葉に惹かれ、危険な方法に手を出してしまうようです。
最近でも、とある有名人男性がアフターピルを乱用していたという事件が発覚しました。
そもそも病院やクリニックでの正式な場でも女性に必要数しか処方できないアフターピルを何故男性が持っていたのか?
病院での処方箋が必要なアフターピルを他の入手方法が存在するとこういった事件にも繋がります。
アフターピルのtwitter販売
twitterで「アフターピル」と検索すると『個人』アカウントでアフィリエイターの投稿をよく目にします。
もちろん中には、ちゃんとしたクリニックや専門医院がtwitterのアカウントを作成してつぶやいていますが、twitter上で完結することはまずありません。
東京都福祉保健局もSNSを介入した医薬品の購入は、偽薬や偽造の可能性が非常に高いため数年前からニュースにも取り上げられています。
医師や薬剤師などの専門家を介さずに、手軽に医薬品を手に入れて自己判断で使用することは、非常に危険ということです。
最近は以前と比べて消去されているようですが、一時は「アフターピル譲ります」「アフターピル安く購入できます」「アフターピルはこちら」など雑な投稿で呟かれていました。
なお、アフィリエイターによる投稿は全て個人輸入などに繋がるようです。
投稿に添付しているURLをクリックすると個人輸入代行に繋がるしくみです。
※当院はtwitterのアカウントはございません。
アフターピルの個人間での売買
SNSはtwitterだけではありません。
Facebookやyahoo知恵袋など購入窓口となるところは、いくらでもあります。
こういった悪徳的な手口は恐らく、個人輸入でアフターピルを大量に購入して、SNSの掲示板などで告知を行い、個人で売買する手口でしょう。
ひとつの例として2019年ツイッターから個人間でのダイレクトメッセージでやり取りを行い、フリマアプリを決算手段に緊急避妊薬を販売していたとして、医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕された男性が報道されました。
国内未承認の海外製アフターピル「アイピル」の無許可販売で、およそ数年で約100万円を売り上げていたとの内容です。
このアフターピルは男性が個人輸入したとされているもので、「アフターピル即日発送」というツイートから個人でのメッセージやり取りを行い、フリマアプリで偽って処方箋の必要な薬の売買を勝手に行うという違法な事例の一つです。
そもそも個人輸入での入手リスクというのも大きく、それをまた医師ではない見ず知らずの人物から受け取るというのは偽物である危険性が高いというのが容易に考えられます。
偽物だった場合、有効成分が十分に含有量されておらず避妊に至らないことや、不純物混入により予期せぬ事態に見舞われる、副作用が強く出て緊急搬送されるなど、避妊だけのはずがそれ以上の支障を来たしてしまうことが予測されます。
個人輸入での入手の危険性
フリマアプリでの見え方
当院では調査のため有名出品サービス・アプリにて「アフターピル」と検索を行ってみました。
これはオークションサイトのヤフオクですが、検索結果には「アフターピル」に一致する出品は1つも無いという結果になりました。
こちらは大手フリマアプリのメルカリですが、緊急避妊法や性感染症などピルに関する書籍のみ出品検索でヒットし、アフターピル自体の出品はありませんでした。
アプリサービス側としても医薬品医療機器等法に基づき行政の許可が必要な医薬品の出品は禁止しています。
しかし先ほどご紹介した違法な例では、商品を偽っているためどこで何が売買されているか一見わからないのが怖いところです。
そういった事件も踏まえ、東京都としても医薬品の違法入手経路【SNSや個人間】について「警告」をしています。
オンライン診療の落とし穴
アフターピルの24時間対応
当院前川クリニックは24時間対応で処方までを行います。
他のクリニックでも24時間を謳うクリニックは多数あります。
しかし、ここの表記には落とし穴が存在します。
『24時間対応』というのは、人によって取り方は異なるでしょう。
人によっては、24時間処方ができてすぐに入手できるものだと思う方も少なくはないはずです。
当院で調べたところ、24時間対応というのは、24時間受付ができるという意味のようです。
つまり、深夜にアフターピルを求めてオンライン診療を利用しようと、24時間受付のクリニックに入っても予約のみで実際の受診は、『次の開院時間』に合わせて始まるようです。
全てのクリニックが行っているわけではありませんが、中にはこのように予約だけ取ってしまうという手口があるようです。
当院が謳う『処方』とは、受診、問診を行いアフターピルの処方まで完結に行います。
オンライン診療で処方したアフターピルは、即日配送により「翌日」にお手元にお届けします。
地域は限定はされますが、処方した『当日』にお届けできる配送サービスも行っております。
24時間対応・深夜休日も処方可能
当院の価格設定について
これまでのご説明通り、当院は24時間体制でアフターピルの処方を行っております。
これはアフターピルをお求めになる女性にとって、『一番安心のできるクリニックでありたい』という院長の真意によるものです。
深夜の性行為の失敗における、望まない妊娠は避妊が出来るまで不安なため、1分1秒でも解消したいものでしょう。
そこで当院は、24時間体制で専門医師と事務員を常駐することで、オンライン診療から来られる女性の方へ受診から処方までを行っております。
そのため、他のクリニックと比較して頂くとアフターピルの価格が少々お高くなっています。
アフターピルはどんなに遅くても5日以内の服用が求められます。
服用に間に合わず、最悪妊娠になってしまった場合、求める妊娠ではないのなら『中絶手術』を行わなくてはなりません。
それでは、中絶にかかる費用も大きくなりますし、何よりも、女性の身体へのリスクが伴います。
アフターピルは性行為の失敗から早ければ早いほど、避妊率が高くなります。
前川クリニックはスタッフ一同、ご不安な女性に寄り添いいつでもお待ちしております。
ご相談だけでも構いません。
いつでも当院の『LINEオンライン診療』をご利用ください。
前川クリニックのオンライン診療
まとめ
アフターピルをクリニック・病院以外で入手するのは大変危険です。
ネット上にはSNSやチャットアプリ、Twitterなど多種多様な手法でアフターピルの入手方法が存在していますが、使用した後、健康被害が生じてしまっては意味がありません。
安いからという理由だけでアフターピルを入手するのは危険です。
安心・安全なアフターピルを処方、確実な避妊をお求めの方は是非当院『前川クリニック』をご利用ください。