アフターピル処方までの値段(費用)について

初めてのアフターピルで値段や処方までにかかってくる費用がわからない。
クリニックがたくさんあって、どこで購入するのが一番良いのか?なぜ値段が異なるのか?
処方を検討されている方へ「薬代」「診察料」「事務手数料」オンライン診療時の「配送料」
都内中心のクリニック・病院の費用相場に合わせご説明いたします。
なお、緊急避妊薬であるアフターピルに該当する医薬品は全て、自由診療のため保険適応外です。
他の医薬品や処方薬と比べると高い値段設定になっています。

自由診療とは

保険適用外となるアフターピルは、『自由診療』となります。
自由診療とは、公的な医療保険が適用されない医療技術や薬剤による治療のことです。
治療にかかる費用はすべて患者様の10割負担となります。

保険診療と対になる診療で、AGA治療や、歯科治療の「インプラント」美容整形手術など最先端技術を用いる医療、厚生労働省が承認していない治療や薬を使う場合なども自由診療となります。

自由診療は、診療を受ける者と、診療を行う医療機関との間で自由に個別の契約を行い、その契約に基づいて行われる診療を指します。

値段はすべて、病院・クリニックの院長が独自の裁量で決めるものになります。
そのため、製薬会社や先発薬、ジェネリックなど同等のアフターピルでも、地域やクリニックによって費用に差が生じます。

アフターピルの値段(費用)について

一般的な値段の差については、医薬品が一番最初に発売された「先発薬(新薬)」であるか、特許期間満了後に発売された、「後発品(ジェネリック薬)」であるかによって大きく変動します。

後発薬の値段が安いのは、販売に至るまでの研究費用などが抑えられていることが理由です。

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詳しいジェネリック薬について

医薬品そのものが正規品であれば、先発薬とジェネリック薬や海外産に効果の差はありません。

アフターピルの値段比較

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前川クリニックのアフターピル値段表

性行為で避妊に失敗、避妊具を使用せず性行為をしたなど、妊娠の可能性がある状況になった時、妊娠を回避するために服用する「経口型緊急避妊薬」のアフターピルは大きく分けて3種類です。

  • ヤッペ法(プラノバール)
    中用量ピルのプラノバールを用いて妊娠を回避する
  • ノルレボ(ノルレボゲストレル)
    性行為後72時間以内に1錠服用で妊娠を回避する高用量ピル
  • エラワン(ウリプリスタール酢酸塩)
    性行為後120時間以内に1錠服用で妊娠を回避する超高用量ピル

それぞれ妊娠を回避する点は一緒ですが、飲み方や効果時間、値段などが大きく異なります。

概要 【ヤッペ法】
プラノバール
【ノルレボ】
レボノルゲストレル
【エラワン】
ウリプリスタール酢酸塩
成分 ノルレボゲストレル
(0.5mg)
エチニルエストラジオール
(0.05mg)
レボノルゲストレル
(1.5mg)
ウリプリスタール酢酸塩
(30mg)
飲み方 72時間以内に2錠服用
のちの12時間後に2錠服用
72時間以内に1錠服用 120時間以内に1錠服用
避妊率 ・24時間以内の服用77%
・24時間~48時間36%
・48時間~72時間31%
・24時間以内99%
・24時間~48時間98%
・48時間~72時間97%
・72時間以上63%以下
・24時間以内99%
・24時間~48時間98%
・48時間~72時間97%
・72時間~120時間95%
特徴 ・「中用量ピル」
・副作用が出やすい
・避妊率が低い
・「高用量ピル」
・副作用が少ない
・「超高用量ピル」
・子宮筋腫の治療薬
副作用
  • ・出血
  • ・頭痛
  • ・腹痛
  • ・発熱
  • ・腰背痛
  • ・悪寒
  • ・下痢
  • ・吐き気
  • ・めまい
  • ・消退出血
  • ・吐き気
  • ・眠気
  • ・頭痛
  • ・めまい
  • ・貧血
  • ・乳房の張り
  • ・消退出血
  • ・不正出血
  • ・生理不順
  • ・下腹部の痛み
  • ・消退出血
  • ・吐き気
  • ・眠気
  • ・頭痛
  • ・めまい
  • ・貧血
  • ・乳房の張り
  • ・消退出血
  • ・不正出血
  • ・生理不順
  • ・下腹部の痛み
相場 ¥3,000~¥8,000 国内
¥8,000~¥20,000
海外
¥6,000~¥15,000
¥18,000~¥23,000
前川クリニック(薬代) お取り扱いございません 国内
¥14,080
海外
¥10,780
¥17,380

クリニックと通販・個人輸入どちらを選べばよいのか?

アフターピルを購入するうえで低価格な物を選びたいと考える方が多くいらっしゃいますが、
それは自分の身を危険に晒すことになってしまいます。

しかし、先発薬でもジェネリックでも効果が同等となれば値段の低い物を選びたくなります。
正規品であればジェネリックでも先発薬と効果は一緒です。

アフターピルは通販では購入できません。
個人輸入代行を利用すれば、低価格で購入できるので費用が抑えられます。

しかし、さまざまな危険リスクから厚生労働省から注意喚起されています。

まとめ

望まない妊娠を回避することは、女性にとって大きな負担となりますが、
その女性にしかできないことでもあります。
アフターピルの服用にも、本当に避妊ができるのか?など避妊が確認できるまで不安ですよね。

そのためにも、避妊に向けて進めるよう安心安全なクリニック選びが必要です。

そのためには、値段や費用コストの低いものではなく、対応の速さや処方後のアフターケアがしっかりと行えるクリニックを選定することが重要です。

当院は、アフターピルの服用前はもちろんの事、避妊がしっかりと確認できるまでの間、抱えている不安要素をしっかり取り除きます。
気になった点は小さなことでもかまいません、患者様ひとりひとりを全力でサポートいたします。

望まない妊娠は前向きにしっかり避妊しましょう。