ザイデナ（ウデナフィル）の正しい服用方法・効果的な使い方を解説

ザイデナの正しい服用方法

ザイデナ（有効成分：ウデナフィル）は、通常1日1回、100㎎～200㎎までの用量で服用できます。
連日服用する場合は、必ず24時間以上間隔を空けてください。

ザイデナを含むED治療薬は基本的に空腹時に、水またはぬるま湯で服用をしてください。
お茶、ジュース、清涼飲料水などでの服用も可能ですが、できるだけ他の物が入っていない水が好ましいです。

ザイデナ服用時に注意すべき飲み物

牛乳など脂肪を多く含む飲み物はNGです。
脂肪分が胃や腸の粘膜に油膜を貼ることでザイデナの吸収を阻害し、効果が弱くなってしまう可能性があります。
また、グレープフルーツやグレープフルーツジュースもNGです。
これらに含まれるフラノクマリンは薬の代謝を下げ、予期せぬ副作用や過剰な効果を引き起こすリスクがあるため避けましょう。
これは他のED治療薬（バイアグラ、シアリスなど）と共通した注意点です。
服用時は、飲み物の選択も含めて適切な服用方法を心がけることで、副作用のリスクを抑え、効果を最大限に発揮することができます。

ザイデナの服用タイミング

ザイデナは性行為の約30分～1時間前の服用が推奨されています。
理由としては、服用後、血中の有効成分濃度が約60～90分でピークを迎えるため、一番効果的にザイデナを使うことができます。
ただし、効果のピーク到達時間や感じ方には個人差があります。初回服用時は「性行為の1時間前」を基準にし、ご自身の体感に合わせてタイミングを調整すると良いでしょう。

ザイデナは空腹時に服用する

比較的食事の影響を受けにくいザイデナ（主成分：ウデナフィル）ですが、最大限の効果を得るには空腹時の服用が望ましいとされています。
服用後、1時間以上経過すれば成分はほぼ吸収されており、その後の食事には特別な制限はありません。

ザイデナの効果が無い場合

ザイデナを服用しても効果を十分に感じられない場合、以下の3つの要因が考えられます。

まずは上記で挙げたこの3つの要因があてはまらないかご確認ください。思い当たる場合は、次回の服用からは正しい服用方法を意識することで、改善ができるかもしれません。

食事の影響

上記でも書いた通りザイデナはバイアグラと言った他のED治療薬に比べ、食事の影響は受けにくいですが、食事のタイミングやその食事内容によっては吸収への影響が考えられます。
特に脂質を多く含む食事（揚げ物、クリーム系のスイーツなど）は、胃腸の粘膜に油膜が生じてしまうため、有効成分のウデナフィルの吸収を阻害する原因となってしまいます。
吸収率を最大限に高めるためには、なるべく空腹時に服用しましょう。
上記では1時間以上経過すれば制限はないと書きましたが、十分な効果を感じられていない場合は食事から2時間以上あけてから服用をしてみましょう。

アルコール・飲酒の影響

程よい飲酒であればリラックス効果により、性交時の緊張を和らげるという面ではプラスに働くこともあるでしょう。
しかし過度な飲酒は弱効果です。

飲みすぎはNG

過度な飲酒はザイデナの効果を弱めたり、血圧低下、めまいなどの副作用リスクを上昇させてしまいます。
また酩酊状態まで飲酒してしまうと、勃起維持自体が難しくなり性交そのものが困難になることがありますので注意しましょう。

空腹時に服用を優先

飲酒後のザイデナ服用は先にアルコール分解されるため成分ウデナフィルの吸収が遅れ、効果を正しく感じれられなくなったり、効果発現までに時間がかかる可能性があります。

アルコールとの相乗作用に注意

アルコールもザイデナも血管拡張作用があるため、血圧が下がりすぎてしまうこともあります。
立ち眩みやふらつきが起きる原因にもなるので注意が必要です。

性的刺激の不足

PDE-5阻害薬であるザイデナは、性的刺激があってはじめて効果を発揮します。服用するだけで自然に性欲が高まり、勃起する薬ではありません。
特に視覚や聴覚、嗅覚、触覚などが性的刺激として興奮を感じることができます。根本的に性欲が足りない場合はザイデナを服用しても効果は発揮されないので、積極的に性的興奮を感じる物を取り入れてみましょう。

視覚目で見た情報からの刺激

視覚から人の裸体や、その人が感じる性的シチュエーションから興奮を感じます。
逆にその情景が不快と感じる物であれば性欲減退に繋がってしまいます。

聴覚耳から聞こえる音からの刺激

聴覚は人の声、様々な音を聞くことで感じることの出来る性的感覚です。
心地よい声や音楽が性的興奮を高めることができます。

嗅覚良い香り・匂いから感じる刺激

嗅覚は好ましい匂いと感じると「オキシトシン」が分泌され、リラックス・親密感を高めます。
逆に嫌な匂いであればストレスを感じてしまい自律神経である交感神経が優位になり性欲減退に繋がってしまいます。

触覚触れているものからの刺激

肌への刺激や相手とのスキンシップは最も直接的な性的興奮要因です。特に性器への刺激は勃起に直結することが多いです。
よく思い浮かべられるとすればオーラルセックスが代表的な例です。

それでも効果を感じられない場合

EDの原因は人それぞれ異なり、全ての方にED治療薬が有効とは限りません。
もし成分ウデナフィルをはじめとするED治療薬の効果が乏しい場合には、医師による診察を受けることでより的確な治療アプローチが可能になります。
EDでお悩みの場合は、当院前川クリニックへお気軽にご相談ください。LINEオンライン診療を24時間365日年中無休で対応可能でございます。