【医師監修】早漏治療と早漏防止薬:ポゼット(ダポキセチン)の効果と服用方法

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早漏防止成分・ダポキセチン

早漏治療に用いられる内服薬の有効成分はダポキセチン(Dapoxetine)です。
この成分はSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類され、元々はうつ病治療薬として開発されていたものです。
しかし「射精までの時間が延びる」という作用が見出されたため、改めて早漏改善を対象とした薬として開発されました。

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先発薬プリリジー

プリリジー(Priligy)は、ヤンセン・シラグ社(現在のジョンソン・エンド・ジョンソングループの製薬会社)が開発した世界初の経口早漏治療薬です。
2009年から2010年にかけてスウェーデン、フィンランドなどの欧州を中心に承認され、現在ではアジア、中東など世界各国で広く使用されています。

後発薬ポゼットとは?

ポゼットはプリリジーの後発薬(プリリジージェネリック)であり、有効成分ダポキセチンを含有しています。
製造はインドの製薬会社、サンライズ・レメディーズ社(Sunrise Remedies Pvt. Ltd.)が手掛けており、世界各国で使用されています。
ポゼットはプリリジーと成分・効果・用法が同等である一方、価格を抑えた選択肢としてクリニックで採用されています。

プリリジーとポゼットの違い

プリリジーとポゼットの違い

ポゼットとプリリジーは有効成分は同一のダポキセチンであり、多少異なる点としては添加物になります。しかし薬理学的な違いはほとんどなく、いずれも早漏防止の効果を期待できる薬です。
プリリジージェネリックであるポゼットの方が価格は比較的抑えられており、コストパフォーマンスを重視されている方に適しています。

成分は同じ? 有効成分は同一(ダポキセチン)
添加物が若干異なる場合があるがそれによって安全性や有効性に違いが生じないよう製造されている。
効果や作用の仕方に違いはある? 原則同じ。ジェネリックも同等の効果が認められている
安全性や副作用の違いは? 基本は同様だが、添加物の違いによりごくまれに体質による差が出る可能性はある。
価格は違う? ポゼットの方が安価
(ジェネリックは研究開発費等がかかっていないため大幅に費用を抑えられる)
規格(mg)や使い方の違いはある? 同一
通常30㎎または60㎎を性行為の1~3時間前に服用

ポゼットの特長

ポゼットは先発薬プリリジーのジェネリックで、射精遅延の効果を発揮する薬として使われています。
ここではポゼットの具体的な効果、飲み方、副作用、服用に注意すべき方について詳しく解説します。

ポゼットの効果

早漏と治療薬服用時の射精時間の違い

ポゼットは有効成分ダポキセチンの働きにより、射精までの時間を延長させる効果が認められています。
即効性があり、服用から1~3時間以内に効果が現れる、性行為の度に使用するタイプの薬剤です。

臨床試験においても有効成分ダポキセチンの効果は実証されています。
アジア・太平洋地域の多施設共同試験(被験者:約1,067名)では、 ポゼットの有効成分であるダポキセチンを服用した男性の膣内射精潜伏時間(IELT)が、 30mgでベースライン約1.1分から約2.4分へ、60mgでは約4.2分へと延長されたというデータが報告されています。
ポゼットは早漏に悩む多くの男性の性生活改善に役立てることができ、単に射精を遅らせるだけではなく、性的満足度や自己肯定感の向上にも繋がることが期待できます。

ポゼットの作用機序

ポゼットに含まれるダポキセチンはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)として脳内のセロトニン濃度を高める働きをします。
セロトニンは「射精を抑えるブレーキ」役として作用し、性刺激に対する反応が過剰にならないように調整するよう神経系に働きかけます。
その結果、

  • 射精までの遅延
  • 性的興奮のコントロール力向上
  • 性交中の挿入時間の延長
  • 性的満足度・自己肯定感の向上

といった早漏に起因する問題の緩和や改善が期待できます。

ダポキセチンは「短時間作用型(即効型)SSRI」に分類されます。
これは服用後約1時間で血中濃度のピークに達し、急速に代謝されるという性質から性行為直前に服用する薬剤として使用することができます。
他のSSRI系抗うつ薬と異なり、数週間の投与蓄積を必要とせず、性行為ごとに即時的な射精遅延効果を発揮する点が大きな特長です。

ポゼットの飲み方

ポゼットは、性行為の1~3時間前に水かぬるま湯で服用します。
効果の持続時間は服用から約3~5時間です。
当院のポゼットは30mgと60mgでご用意しておりますが、初めて服用される方は30mgから服用頂くよう推奨しています。
30mgで効果の現れ方が控えめな場合は1回1錠を60mgまで増量します。

※ポゼットを1回に服用できる用量は60mgまでです。
ポゼット服用時に注意すること


ポゼットの服用後、次の服用は必ず24時間以上空ける必要があります。
1日に2回以上または60mgを超える用量の服用は副作用や重篤なリスクの可能性が高まりますので控えてください。
ED治療薬とポゼットの併用服用ができます、ED治療薬もお求めの方は下記のバナーから料金などをご確認ください。

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ポゼットの副作用

ポゼットは比較的安全性の高い薬とされていますが、一部の方に副作用が現れることがあります。
服用中に違和感を覚えた場合は、一旦使用を中断し医師や薬剤にご相談ください。

主な副作用

臨床試験の報告によると、ポゼットの主な副作用として以下のような症状があります。

副作用 発生頻度(30mg時)
吐き気 約11%
めまい 約5.8%
頭痛 約5.6%
下痢 約3.5%
傾眠(眠気) 約3.1%
胃もたれ
鼻づまりなど
1〜10%未満(頻度不明含む)

重篤な副作用である失神の前駆症状として、めまい・吐き気・軽い頭痛などが現れた際は注意が必要です。
※アルコールや脱水との併用で症状が悪化するリスクがあります。

重篤な副作用について

ポゼットの服用により、稀ではありますが性的機能に関する副作用として勃起不全・射精障害・性欲減退が報告されております。
また起立性低血圧やそれに伴う失神が発生することもあり、これらの副作用は服用後の急激な体位変換や他に薬剤との併用により起こる可能性が上がるため注意が必要です。

ポゼットを服用できない人・注意すべき人

服用できない人(禁忌)

以下に該当する方はポゼットを服用できません。

  • 20歳未満、または65歳以上の方
  • 過去にダポキセチンにアレルギーを起こした方
  • 重度の肝障害がある方
  • 重度の心疾患(心不全・心筋梗塞・洞不全症候群 等)がある方
  • チオリダジンやMAO阻害薬を服用している方
  • 精神疾患(うつ病など)の治療中の方
  • 妊娠中・授乳中、女性の方

併用禁忌薬・注意薬

ダポキセチンはCYP2D6およびCYP3A4という酵素で代謝されるため、代謝に関与する以下の薬との併用に注意が必要です。
併用禁忌に該当する薬を服用中の方はポゼットを服用できません。

併用禁忌薬
  • 強力なCYP3A4阻害薬(ケトコナゾール、リトナビル 等)
  • SSRI、SNRIなど他の抗うつ剤
  • MAO阻害薬
  • リチウム
  • セントジョーンズワート (セイヨウオトギリソウ)
併用注意薬
  • 睡眠薬、鎮痛薬(トラマドール等)
  • PDE5阻害薬(バイアグラ等)
  • 降圧剤、抗不整脈薬
  • 抗真菌薬、抗ウイルス薬 (中等度CYP3A4阻害薬)

ポゼットの入手方法

ポゼットは日本では未承認の医薬品であるため、通常の薬局やドラッグストアでは取り扱われていません。
ただし以下の方法で入手することが可能です。

  • オンライン診療で購入(推奨)

    現在オンライン診療を導入しているクリニックではポゼットを取り扱っているケースがあります。
    医師の問診・診察を経て、自宅へ配送されます。

  • 個人輸入代行サイト・海外サイトの利用

    ポゼットは海外で承認されているため、個人輸入代行を通じて日本国内でも購入が可能です。
    医師の診察や処方が不要である一方、偽物・粗悪品の可能性、使用によって生じた健康被害は自己責任である点などのリスクがあるため注意する必要があります。

  • 処方しているクリニックで対面診療後、購入

    一部の泌尿器科・性機能外来などでは対面診療によるポゼットの処方に対応している場合があります。
    診療や取り扱いの有無は事前に確認が必要です。

ポゼットは医薬品であり、副作用や使用禁忌もあるため個人輸入や海外サイトで購入することはおすすめできません。
安全に使用するためにも、医師や薬剤師など信頼できるクリニック等で受診した上で使用することを推奨しております。

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ポゼット(プリリジージェネリック)通販で購入する

よくある質問

Questionアイコン

女性や高齢者は使用できますか?

A

使用できません。
ポゼット(ダポキセチン)は18歳未満および65歳以上の高齢者、女性には適応されません。
女性および高齢者に対して安全性や有効性が十分に確認されていないため服用は避けてください。

Questionアイコン

毎日服用しても大丈夫ですか?

A

推奨されません。
ポゼットは必要時のみ(性行為前1~3時間前に服用)に使用するよう開発された薬です。毎日服用すると副作用リスクが高まる可能性があり、長期間連用に対しての安全性データも少ないです。

Questionアイコン

ポゼットに危険性はありますか?

A

基本的に安全性が高い薬ではありますが、副作用や相互作用に注意が必要です。
主な副作用として吐き気・めまい・頭痛などがあります。また稀に起立性低血圧や失神が起こることが報告されているため、服用後は急に立ち上がらないなどの注意が必要です。

Questionアイコン

ポゼットの効果が感じられません。

A

効果には個人差があります。
ポゼットの有効成分ダポキセチンは臨床試験で射精時間を平均2~3倍に延長する効果が認められていますが、期待通りの効果を得られない場合もあります。
服用タイミング、空腹時の服用・飲酒の有無などが影響することもあるため正しい使用方法で服用し、それでも効果が得られない場合は医師にご相談ください。

Questionアイコン

ポゼットはバイアグラなどのED治療薬と併用していいですか?

A

ポゼットとバイアグラ(シルデナフィル)などのED治療薬との併用は可能とされています。
ただし、両薬とも血圧を下げる作用があるため、めまい・立ちくらみ・低血圧などの副作用が強く出る可能性があります。注意する必要があるため、医師にご相談ください。

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当記事の監修医師
【前川クリニック院長】

前川クリニック医師

当記事は、前川クリニックの医師である院長が監修しております。

前川クリニック院長

経歴

昭和56年
杏林大学医学部卒業
平成4年
協和病院 外科部長
平成7年
平原クリニック 開設
平成25年
印西平原クリニック 開設
平成27年
市役所前クリニック開設
医療法人社団 グローバルメディカルソリューション 理事就任
平成28年
あざみの駅前クリニック 開設
令和元年
前川クリニック 院長就任