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72時間タイプ・ノルレボとは
ノルレボは緊急避妊薬の一種で、性行為後72時間以内に服用することで妊娠を回避する効果があります。
有効成分は黄体ホルモンであるレボノルゲストレルです。
日本で初めて承認され、販売されたアフターピルで、WHO(世界保健機関)によって緊急避妊の必須薬として指定されています。
緊急避妊薬ノルレボの登場
1999年、フランスのHRA Pharma社によって開発された"NorLevo"(ノルレボ)が発売され、世界各国で承認を受けました。
日本ではそーせいがHRA Pharma社からノルレボを導入、2011年2月ごろに承認され、同年5月24日よりあすか製薬が国内初の緊急避妊薬「ノルレボ錠0.75mg」の販売を開始しました。
ノルレボの販売が始まった当初は、1錠に0.75mgの有効成分レボノルゲストレルを含有している2錠1セットのピルでした。
性行為後72時間にできるだけ早く1錠を服用、12時間後にもう1錠を服用するという方法です。
その後あすか製薬が2016年4月15日に、ノルレボ錠1.5㎎の発売を開始・0.75㎎錠は販売を終了すると発表しました。
現在は、1錠1.5mgの内容量のみで製造・販売されています。
先発薬ノルレボ錠の見た目
レボノルゲストル錠のみのお取扱いとなりますのでご了承ください。
ノルレボ錠1.5mg | |
---|---|
見た目 | 特徴 |
直径:約7mm
厚さ:約3.6mm 質量:140mg 識別コード:NL1.5 |
|
製造・販売 | |
あすか製薬 | |
剤形・色調 | |
白色素錠 | 添加物 |
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ポビドン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム |
海外のノルレボ
開発国のフランスを始めとするヨーロッパ諸国、イタリアやスウェーデン、他にも台湾など数多くの国で販売されているのがNorLevo®です。
オーストラリアでは"NorLevo-1"という名でも取り扱われています。
他にもノルレボは多岐にわたる名前で商品として世界各国流通しています。
例えばオーストリアの場合、"Vikela"という名称です。
ドイツで発売し始めた当初は"Unofem"というアフターピルが各国の先発薬【ブランド名】となっています。
アメリカでは"Plan B One-Step"という商品名でレボノルゲストレル含有72時間タイプのアフターピルを販売しています。
当クリニック取り扱いのアフターピル比較
当クリニックでは、ノルレボジェネリック(レボノルゲストレル錠)を使用したアフターピルを取り扱っています。
ノルレボジェネリックとエラ(エラワン)の特徴や効果、副作用などがまとめられています。
これを参考にして、自分に合った緊急避妊薬を選択しましょう。
レボノルゲストル錠のみのお取扱いとなりますのでご了承ください。
ノルレボジェネリック | エラ(エラワン) | |
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見た目 | ||
レボノルゲストレル1.5mg | 成分 | ウリプリスタル酢酸エステル30mg |
72時間以内 | 効果時間 | 120時間以内 |
25以上 | 効果減BMI | 30以上 |
承認済 | 国内承認 | 未承認 |
¥8,000~¥20,000 | 相場 | ¥18,000~¥23,000 |
・日本で承認されているため、国内製造/流通している
・先発薬でなければ比較的入手しやすい値段 |
特徴 |
・日本未承認のため海外製のみ
・次世代の新しいアフターピル、海外では主流の国も ・比較的価格高め |
ノルレボジェネリックの要点をまとめています。 下のリンクから詳細をご覧ください。
【先発薬】製造販売メーカー |
ノルレボ錠1.5mg
あすか製薬 (発売開始2016年4月15日) |
|
---|---|---|
【国内製】ジェネリック |
レボノルゲストレル錠1.5mg「F」
富士製薬工業 (販売承認2019年2月8日/発売開始2019年3月19日) |
|
服用方法 | 避妊失敗の性行為後、水またはぬるま湯で1錠服用 | |
効果 |
▶ 排卵の抑制をする
▶ 子宮内膜の増殖を防ぐ 発揮時間:2~3時間後 持続時間:5~7日間 ※服用後 |
|
作用機序 |
1. 視床下部へのnegative-feedback作用(対象のホルモンの作用を不活性化し抑制すること)によるLH(黄体形成ホルモン)分泌の抑制
2. 子宮内膜に対する作用 3. 子宮頸管粘液の性状を変化させる |
|
注意点 | 副作用 | 服用できない人・薬 |
・不正出血、消退出血
・頭痛 ・腹痛 ・吐き気、嘔吐 ・悪心、倦怠感 |
・過敏症(アレルギー)の方
・既に妊娠している ・重篤な肝障害 併用禁忌薬の該当なし 併用注意薬あり |
|
海外輸入の危険性 |
国内未承認のジェネリック医薬品の入手方法は2種類のみ
・クリニックの医師が輸入・個人輸入
●副作用被害の制度が適用されない ●悪徳業者から買えば届かないリスク ●偽造薬の可能性がある |
|
入手方法 | 医療機関(産婦人科等)、クリニック対面診療、オンライン診療、個人輸入※注意 | |
先発薬と後発薬の違い |
・ジェネリック医薬品の方が価格が安い
・主成分「レボノルゲストレル」は同じだが、添加物が異なる |
ノルレボジェネリックについて
ノルレボは上で解説した日本で販売されている緊急避妊薬(アフターピル)の一つです。「ノルレボジェネリック」とはその先発薬であるノルレボ錠のジェネリック医薬品(後発品)を指します。
2019年に富士製薬工業から発表されたレボノルゲストレル錠1.5mg「F」が後発品のひとつです。
ジェネリックの特徴
ノルレボと同成分のレボノルゲストレルを配合したジェネリック薬は、先発薬よりも価格が安く、同成分のため、効果や副作用は同じというメリットがあります。
先発薬に比べ後発薬の開発費用は抑える事ができるため、同成分・同効果を維持したまま、薬代を抑える事が可能といったしくみです。
ジェネリック医薬品ってなに?
ノルレボ錠とジェネリックの違い
ノルレボジェネリックと先発薬の違いは、主に添加物の成分にあります。
ジェネリック医薬品は、原剤である先発薬と同じ有効成分を含む必要がありますが、製造メーカーや製造工程が異なるため、添加物には多少の違いがある場合があります。
しかし、ノルレボジェネリックの主成分であるノルレボゲストレルは、先発薬と同じ成分であり、成分量や副作用にも変化はありません。
添加物 | |
---|---|
ノルレボ錠(先発薬) | レボノルゲストレル錠(後発薬) |
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ポビドン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム | トウモロコシデンプン、ポビドン、デンプングリコール酸ナトリウム、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、乳糖水和物 |
※太字の添加物が異なるものです。
また添加物が異なると言って、溶け方や効果が悪いということではありません。
後発品は開発されるにあたって効果や溶け具合が同程度かどうか試験を繰り返され製造が行われるため、その点は安心してご使用ください。
国産ノルレボジェネリックの見た目
レボノルゲストレル錠1.5mg「F」 | ||
---|---|---|
見た目 | 特徴 | |
直径:約7mm
厚さ:約3.6mm 質量:140.0mg 識別コード:FJ74 白色の素錠 |
||
添付文書 インタビューフォーム | ||
添加物 | トウモロコシデンプン、ポビドン、デンプングリコール酸ナトリウム、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、乳糖水和物 | |
製造・販売会社 | 富士製薬工業 | |
販売承認 | 2019年2月8日 | |
発売開始 | 2019年3月19日 |
レボノルゲストレルの効果
黄体ホルモン「レボノルゲストレル」を有効成分とするノルレボジェネリックは、第2世代のアフターピルです。
レボノルゲストレルの効果は、「受精卵を作らせない」「受精卵を子宮内膜で着床させない」この2つの働きによって妊娠回避を行います。
排卵の抑制をする
ノルレボジェネリックの有効成分である黄体ホルモンの作用により排卵を抑制します。
排卵日付近の性行為で避妊ができなかった場合でも、受精卵を作らせないように作用します。
ノルレボジェネリックは適切な服用で、排卵日前後に関係なく、高率的に妊娠を回避します。
子宮内膜の増殖を防ぐ
レボノルゲストレルのもう一つの効果である「受精卵を子宮内膜で着床させないこと」です。
性行為後に受精卵となってしまった場合でも、ノルレボジェネリックの有効成分である黄体ホルモン「レボノルゲストレル」の作用によって子宮内膜の増殖を防ぐ働きと、体温の上昇を防ぐ働きによって、子宮内膜での着床を防ぎ妊娠を回避することができます。
あくまで性行為時のトラブル(避妊に失敗)が起こって、妊娠してしまう可能性があり、その妊娠が『望まない妊娠』の場合のみ用いります。
ノルレボジェネリックの有効時間は72時間です。
性行為から服用するまでの経過時間が長くなれば、避妊率も低下の一途を辿ります。
レボノルゲストレルの効果持続時間と発揮時間
ノルレボジェネリックは服用して2~3時間後に血中濃度が高まり薬の効果が現れ始めます。
そのためレボノルゲストレルとしてアフターピルを服用して2時間以内に嘔吐してしまった場合、成分を十分に吸収できておらず失敗してしまう可能性があります。
その際は必ず、同量のレボノルゲストレルを直ちに服用する必要があります。
レボノルゲストレルは服用後、5~7日間は効果が持続します。
その効果中の間、排卵が抑制されることで妊娠を回避することができます。
アフターピル効果や副作用ついてはこちら
作用機序
ノルレボジェネリックを使用した場合の薬理作用としては、下記3点が挙げられます。
- 視床下部へのnegative-feedback作用(対象のホルモンの作用を不活性化し抑制すること)によるLH(黄体形成ホルモン)分泌の抑制
- 子宮内膜に対する作用
- 子宮頸管粘液の性状を変化させる
このうち、1については、排卵前に投与した場合は、LHサージ(排卵前に卵胞を育てるためのホルモンが一時的に多量に分泌されること)を抑制し、排卵が抑制されること。排卵が抑制された卵胞は、
- 退縮する
- 黄体化非破裂卵胞となる
- 予定日より遅延して排卵が生じる
- 排卵、黄体化せずに月経が生じる時期まで卵胞が発育し続ける
これらのいずれかの経過を辿ると考えられます。
一方、排卵時期から排卵直後に投与された場合は、LH(黄体形成ホルモン)の分泌低下が起こり、黄体形成が不十分となり、黄体機能不全、その結果としてのプロゲステロンの分泌が低下します。
2については、排卵後のプロゲステロンの上昇より前に服用した場合、子宮内膜が多量の黄体ホルモン剤の影響により、より早期に分泌期内膜に変化し、着床障害が生じると考えられます。
ホルモン剤を使用しない自然周期では、プロゲステロンの働きで、胚がもっとも着床しやすい胚受容期”着床ウインドウ(implantation window)”(意味:胚着床は、妊娠初期において最初に発生する重要な現象であり、胚と子宮内膜との相互作用が不可欠であり、子宮内膜は一定期間においてのみ胚を受け入れる能力を獲得する。)が排卵後5~7日に現れるといわれています。
多量の黄体ホルモン剤を服用しますと、このimplantation windowが早期に出現し、胚の子宮内膜への到達時期の子宮内膜の胚受容能の不一致により、着床が疎外される可能性が出てきます。
また③については、特に黄体ホルモン剤には子宮頸管粘液の粘稠度を変化させる働きがありますが、緊急避妊薬は性交後に服用するものであることから、よほど早期に服用しない限りはこの薬理作用は影響しないと考えられます。
ノルレボジェネリックの注意点
レボノルゲストレルの副作用
服用後の避妊の確認には十分にお気を付けください。
本剤投与後に、不正性器出血や妊娠初期の出血を月経と区別できない場合もあることから、月経周期を考慮し、適切な時期に再受診から指導を受けてください。
または、妊娠検査薬でご確認を行うようお願い致します。
副作用の種類と発生率について
副作用症状が出た時の注意点
- 嘔吐
ノルレボジェネリック服用後2時間以内に嘔吐してしまったら、同量を再服用してください - アルコール
ノルレボジェネリック服用前後の注意点として、飲酒は控えてください。
アルコールを摂取した場合、強い副作用が現れる可能性があり、成分が余分に排出され、避妊の効果を得られなくなる可能性があります。
副作用を軽減するための対策
服用できない人と併用注意薬
レボノルゲストレルが有効成分のノルレボジェネリックは過敏症(アレルギー)、既に妊娠している方、重篤な肝障害の方は服用できません。
その他にも既往歴によって服用に注意しなくてはいけない人がいます。
該当される併用注意薬を処方されている・服用している場合、併用禁忌薬や適さない方のように、必ずしもアフターピルを服用ができないわけではありません。
しかしなかには、アフターピルの効果を減弱させたり、予期せぬ副作用を引き起こす可能性があるため、医師への相談が必要です。
ご自分が該当する項目はないか、よく把握・理解したうえでアフターピルを検討しましょう。
アフターピルが服用出来ない人・飲みあわせの悪い併用注意薬
海外ジェネリックのレボノルゲストレル
国内のレボノルゲストレル含有アフターピルと同一成分・同用量の海外製アフターピルが存在します。
これらの海外製アフターピルは、インドやヨーロッパなどのジェネリック医薬品の主要な生産国で製造されていますが、国内では承認されていません。
1回1錠・成分レボノルゲストレル1.5㎎ | ||
---|---|---|
ナイピル | ||
ピンク色・丸い錠剤
1シート4錠 |
||
Asle pharmaceuticals【アスレ製薬】(インド) | ||
i-pill | ||
ピンク色・小さい円形錠剤
1シート1錠 |
||
Piramal Healthcare(インド) | ||
メイプルフォルテ | ||
ピンク色・小さい円形錠剤
1シート1錠 |
||
Millimed(タイ) | ||
アンウォンテッド-72 | ||
薄ピンク色・丸い錠剤
1シート1錠 |
||
Mankind Pharma(インド) | ||
タンシーワン | ||
白色・丸い錠剤
1シート1錠 |
||
Exeltis(スペイン) | ||
1回2錠・成分レボノルゲストレル0.75㎎ | ||
マドンナ | ||
白色・丸い錠剤
1シート2錠 |
||
Biopharm Chemicals(タイ) | ||
ノルパック | ||
白色・丸い錠剤
1シート2錠 |
||
ABCA Pharma(タイ) | ||
ポスティノール2 | ||
白色・丸い錠剤
1シート2錠 |
||
Gedeon Richter(ハンガリー) |
海外ジェネリックの危険性
海外製ジェネリックのアフターピルを入手するには一般的に個人輸入または、取り扱っている医師が輸入し処方のどちらかの方法しかありません。
処方をしてもらう場合は、取り扱っている医師が厚生労働省地方厚生局の輸入許可を得て、輸入する手続きが必要となります。
薬監証明を取得せずに国内未承認の薬を輸入し処方することや、薬監証明を申請していない医師が国内未承認の医薬品を処方することは違法行為となります。
もう一つの手段である個人輸入は価格が手頃で、病院へ行かずに手続きの煩わしさもなく入手できるため、この方法を選択する方も少なくありません。
個人輸入で手に入れたアフターピルのリスクは以下の通りです。
- 医薬品副作用被害救済制度が適用されず、自己責任の服用
- 悪徳業者の場合、商品が届かないこともある
- 偽造されたアフターピルの可能性もあるため避妊効果の保証がない
個人輸入によって市場に出回っている海外製のジェネリック医薬品・アフターピルは約4割が偽造品である可能性が高いとされています。
偽造品のアフターピルは、有効成分の正確な配合が保証されていない場合があります。
適切な避妊効果を得られないだけでなく、健康への悪影響や予期せぬ副作用のリスクが増大します。
個人輸入の危険性に関して下記の記事で詳しく解説しています。
通販(楽天・Amazon)で購入できる?
個人輸入のリスク
海外ジェネリックのアフターピルを安全に購入するには、病院やクリニックで処方を受けることが強く推奨されます。
リスクをできるだけ無くせるように医師の指導のもとで適切な指示、処方を受けることで自身の健康を守ることができます。
オンライン診療の処方について
海外ジェネリック危険性の観点からも、当院ではアフターピルの入手を個人輸入ではなく安全性の高いオンライン診療又は対面受診を推奨します。
プライバシーの面で不安な方も、オンライン診療であれば気軽にご相談も可能です。
前川クリニックLINEオンライン診療とは
LINEオンライン診療
前川クリニックのアフターピル処方
-
アフターピル即日発送
安心安全の正規品を即日発送、 最短で当日に到着。※地域別
-
24時間年中対応
土日・祝日も含め、緊急時にいつでも処方できるような体制。
-
オンラインで最短受診
プライバシーの確保、LINEで簡単に受診可能。
かんたん問診
ノルレボジェネリックよくある質問
ノルレボ錠とレボノルゲストレル錠、どちらが避妊効果がありますか?
先発薬であるノルレボ錠とジェネリックであるレボノルゲストレル錠は、どちらも同じ有効成分である「レボノルゲストレル」を含んでおり、そのため避妊効果に違いはありません。
ノルレボ錠とレボノルゲストレル錠は、同一の成分であるため、避妊率も同様です。どちらの製品も正しく使用された場合、性行為後の一定期間内に服用されることで避妊効果を発揮します。
ノルレボジェネリック(レボノルゲストレル錠)はノルレボ錠より安いのはなぜですか?
アフターピルの先発薬であるノルレボ錠は、成分の研究開発費や多くの年月をかけて開発されます。
一方、ジェネリック医薬品はすでに特許期間が切れた先発薬と同じ成分を利用して作ることができます。
そのため、ノルレボジェネリック(レボノルゲストレル錠)は開発や製造にかかる時間が比較的短く、結果的に先発薬よりも価格が安く設定されます。
海外のジェネリックと国内製のノルレボジェネリックに違いはありますか?
成分自体に違いはありません。
しかし、添加物が異なる点・日本の製薬会社ではないため製造工程や見た目が異なる点があります。
また正規品であれば問題ないですが、日本で海外製を入手するためには”輸入”という手順を必ず踏む必要があります。
その入手方法によってはリスクがあるという違いもあります。
先発薬ノルレボ錠の処方をして欲しいです。
当クリニックではノルレボ錠のお取り扱いはありません。ご希望に添えず申し訳ございません。
処方しているアフターピルはノルレボジェネリックであるレボノルゲストレル錠です。
しかし、後発品だからといって効果や成分に違いがある訳ではなく、同一の成分で避妊効果に差異は無いためご安心してご使用ください。
性交後72時間過ぎてしまったんですが、避妊の効果はゼロですか?
レボノルゲストレルの有効時間は72時間ですが、それを過ぎても避妊率は0%ではありません。
ただし、72時間を過ぎると避妊率が大幅に低下し、およそ60%前後まで落ちると言われています。
そのため、ノルレボジェネリックは性行為後の72時間以内に服用することが重要です。
もし性行為後に72時間を過ぎてしまった場合、別のタイプのアフターピルである「エラ(エラワン)」が推奨されます。
エラ(エラワン)は性行為後の120時間以内に服用することができ、避妊率はおよそ95%を維持することができるアフターピルです。
120時間タイプのエラ(エラワン)とは?